【テラスハウス TOKYO 2019-2020】第6話ネタバレ 春花と莉咲子の恋愛がまさかの展開に...!
前回までのあらすじ
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莉咲子がケニーに仕事の相談
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春花、香織、流佳、翔平でケニーのライブを観に行く
ダイニングにて
翔平は春花と打ちっ放しに行く約束をします。
一方、莉咲子は流佳からスケボーを教えてもらう約束をします。
流佳はダイニングを去る春花を目で追う…。
今回のメンバーはみんな積極的です。
流佳は先週に引き続き、春花のことが気になっている様子。
翔平と春花の打ちっ放し
2人は車の中で、流佳と莉咲子の関係性について話します。
春花は、流佳が莉咲子のことをどう思っているのか気にしています。
翔平は初めてのゴルフに挑戦。
初めはボールを打つことすらできなかったが、春花から教えてもらいながら少しずつ上達。
「チャーシューメン」だとうまくいかないのに「ルーローハン」だとうまくいくのは笑いました。
打ちっ放し後に2人でラーメンを食べに。
ここで、かつて仕事観でぶつかった2人が和解。
スタジオの山ちゃんは思わず「何受け入れてんだよ、つまんねえ」と言ってて面白かったです(笑)
春花と流佳、ロッドモーターズへ。
流佳は本命の春花とデートをするせいかいつもよりキメています。
葛木親子の人の良さが伺えました。
その後、ステーキ屋で2人で夕食。
春花はやはり流佳と莉咲子の関係性が気になる様子。
プレイルームにて、全員で第一話のオンエアを鑑賞。
ここからまさかの展開に。
女子メンバーだけになったプレイルームで、香織は翔平が気になることを告白。
また、莉咲子はケニーと2人でいるとホッとすると言う。
そして春花もまたケニーが気になり始めた。
え、2人とも流佳のことが気になるんじゃなかったのか...!
先々週の莉咲子の「付き合って」は何だったのか...!
翌朝、莉咲子と翔平。
莉咲子にとって流佳は気に掛ける存在ではあるが恋愛的に好きなわけではなく、流佳は「昼間に遊ぶ子」だと言う。
「昼間に遊ぶ子」という表現に少し引っかかってしまいましたが(笑)、気にしない気にしない。
屋上での駆け引き
翌日、ダイニングにてメンバーが集まる中、ケニーがレコーディングから帰宅。
莉咲子はケニーとランチの約束を取り付ける。
場面は切り替わって女子部屋。春花はケニーをライブに誘いたいと香織に相談。
一方屋上では、ケニー、翔平、流佳、莉咲子がお酒を飲みながら歓談。
ここからが今週の見どころ。
春花はケニーをライブに誘うため、香織と一緒に屋上へ。
香織が莉咲子をリビングに誘い出し、その隙に春花がケニーをライブに誘う。
すごい連携(笑)。少しだけりさこが可哀想でした。
流佳は何が起こっているのかわからず呆然(笑)。
ケニー、莉咲子、流佳はコーヒーを淹れに一度リビングへ。
流佳はそのまま就寝。翔平と香織は屋上を後にする。
残されたケニー、春花、莉咲子の3人が屋上に残される。
気まずい空気の中、口火を切るのは誰か。。。
ここで今週は終了です。
次回の見どころ
前回までは流佳が2人の女子からモテモテだと思っていたら、今回でケニーにシフトチェンジしました。
莉咲子は仕事についての相談をケニーに乗ってもらったのが大きかったのでしょうね。
春花はやはりライブで歌っているケニーを見たのが大きかったのでしょうか。
屋上に残されたケニー、春花、莉咲子の3人はどうなるのか...というところが一番の見どころとなるでしょう。
いやあ、めちゃくちゃ気まずいですね(笑)
前回の軽井沢に比べ、今回は恋愛が目まぐるしく動きます。
今後の展開に目が離せません。
『影響力の武器[第四版]』相手から「イエス」を引き出すテクニック
ロバート・B・チャルディーニの著書「影響力の武器」の第四版を読了しました。
他者から「イエス」を引き出すために有効なテクニックについて述べられています。
人間は生きていく上で、「簡便法」というものを活用しています。
簡便法とは、「選択をする際に、対象となる物事の1つの側面をみて判断すること」です。
スーパーへ行き歯磨き粉を購入する時、歯磨き粉の中にもたくさんのラインナップがある中で、あなたは何を基準に商品を選ぶでしょうか。
値段、銘柄、含まれている成分などが挙げられるでしょう。
あなたはその全てをチェックすることなく、「違いが良くわからないからなんとなく有名な銘柄の商品を選択した」という経験はないでしょうか。
そのような思考方法が「簡便法」と呼ばれるものです。
簡便法には良い側面と悪い側面があります。
まず、良い側面は意思決定のスピードです。ある商品が「有名な銘柄である」という1つの側面だけを拾うことによって、1つ1つの商品の細かな違いをチェックすることなく素早い意思決定をできるようになります。これは生きていく上で欠かせない能力です。
インターネットやSNSなどの流行によって、私たちは日々とても多くの情報に囲まれるようになりました。このような時代だからこそ、「何を選択するか」という意思決定にスピードが求められます。そのような観点から見ても、「簡便法」は非常に有用なやり方です。
一方で、簡便法を用いることによるデメリットも存在します。
それは、「物事の一部分しか見ないことで誤った意思決定をしてしまう可能性が高くなる」ということです。つまり「偏見」や「バイアス」に囚われやすくなるということです。
本書『影響力の武器』では、この簡便法によって生じる人間の偏見やバイアスを逆手に取る、相手から「イエス」を引き出すテクニックについて述べられています。
1.返報性
相手から承諾を引き出すための1つ目の武器は、返報性の原理です。
返報性の原理とは、「他者から何か良いことをされたら、相手にも良いことを仕返したくなる」という人間の傾向です。
あなたが他者に何かをあげたり良いことをしてあげると、相手には「恩には恩で返すべきだ」という心理が働き、あなたのためになる行動をしてくれる確率が高くなります。
スーパーで、店員からの呼びかけで試食をしたことはありますか?
試食とは、本来購入しなければ味わうことができない商品を無料で提供することによって、お客さんに「この商品を買わなければならない」と
2.コミットメント
2つ目の武器は、「コミットメント」、言い換えると「一貫性」です。
これは、人間は一度何かしらの立場をとると、そのあとはその立場に一貫性のある行動をとりたくなるという習性です。
この効果が生じる理由は、社会一般に「一貫性のある行動をする人が優れている」という通念があるからです。また、一度立場を決めてしまえば、次に同じような場面に遭遇した際に深く考えすぎずに前と同じ選択をすることができるから、という理由もあるようです。
3.社会的証明
どんな行動をするべきかわからない状況で、自分と類似する人が周囲にいるとき、人は周囲の人間と同じ行動をとる可能性が高くなります。
これを「社会的証明の原理」と言います。
例えば、道端に人が倒れている時、あなたはすぐにその人を助けることができるでしょうか?
「自分に助けることができるか?」「他の誰かが助けるのでは?」「自分に助ける責任があるのか?」と考え、なかなか一歩を踏み出すことができないようです。これはまさに「社会的証明の原理」が悪い形で実現しています。
4.好意
人は好意を抱く相手に対しては「イエス」という傾向が高まります。
好意は、身体的魅力,類似性,称賛,親密性,連合という5つの要素によって得ることができます。
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身体的魅力:身体的魅力が高い人は、才能や知性などの評価が上がる。
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類似性:自分と同じ特徴を持つ人に対して好意を持ちやすい。
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称賛:相手から褒められると好意を持つ。
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親密性:相手と接触し、同じ目標に向かって協働する人に対して好意を感じる。
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連合:人は好ましいものとの結びつきを求める。
5.権威
権威のある人に対して、人は服従をします。
たとえそれが非人道的なことだったとしても、権威によって裏付けされた命令であれば従ってしまいます。
6.希少性
珍しいものに人は動かされます。個数や販売時期が限定された商品を買いたくなります。
まとめ
自分の要求に対して相手から「イエス」を引き出すには、以上のことを意識すれば良いのです。
逆に自分が他者から過度に影響を受けすぎないように気をつけることも大切です。
【映画『空母いぶき』感想】国を守るために戦う男たちの物語
先日、映画『空母いぶき』を鑑賞しました。
もともと俳優の西島秀俊さんが好きで、予告編を見て気になっていました。
原作から実写映画化した作品ということでネットでは賛否両論の声が見られますが、あくまで個人の視点で感想を綴っていきたいと思います。
映画『空母いぶき』のあらすじ
20XX年、12月23日未明。未曾有の事態が日本を襲う。沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、わが国の領土が占領されたのだ。海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じた。その旗艦こそ、自衛隊初の航空機搭載型護衛艦《いぶき》だった。計画段階から「専守防衛」論議の的となり国論を二分してきた《いぶき》。艦長は、航空自衛隊出身の秋津竜太一佐。そしてそれを補佐するのは海上自衛隊生え抜きの副長・新波歳也二佐。現場海域へと向かう彼らを待ち受けていたのは、敵潜水艦からの突然のミサイル攻撃だった。さらに針路上には敵の空母艦隊までもが姿を現す。想定を越えた戦闘状態に突入していく第5護衛隊群。政府はついに「防衛出動」を発令する。迫り来る敵戦闘機に向け、ついに迎撃ミサイルは放たれた……。
(映画公式サイトより)
映画を観る前は戦時中の出来事を描いているのかと勝手に思い込んでいましたが、日本の近未来の出来事を描いているのですね。
みどころ
この映画の見所は、様々な視点から1つの出来事を描いているところだと思います。
それぞれの立場で何を考え、どのように行動するかを巧みに表現しています。
1.自衛隊の視点
物語の大半は自衛隊視点のシーンで描かれます。
東亜連邦という敵対する国家の戦艦と相対し、自分たちの行動1つ1つの責任の重さを感じながら決断を繰り返す自衛隊員たちの姿が描かれます。
艦内に飛び交う号令により、緊張感がより一層引き立っています。
最も印象的だったのは、秋津艦長と新波副長との間で交わされる議論です。
それぞれの持つ価値観が対立する中で、「いぶき」はどのような決断を下すのか、というところが見所です。
私たちが何気なく生活している傍で、国を守るために戦う人たちがいる。
私たちの普段の生活は彼らのおかげで成り立っているのだということを深く実感しました。
いかなる状況でも冷静さを失わない秋津艦長がとてもかっこよかったです。さすが西島秀俊。
2.総理大臣の視点
戦争勃発の危機に対し、我が国のリーダーがどのように振る舞うのかも描かれます。
戦争勃発の可能性が高まった際に日本はどのような対処をするのかという視点がとてもリアルに描かれています。
中でも見所は総理大臣の葛藤です。
東亜連邦の攻勢に対して「自衛権の行使を許可する」という総理大臣の一言により、70年間守ってきた誓いを破ることになる。
なかなか決断しきれない総理大臣の姿はとてもリアルであると同時に、「彼に日本の安全を任せて大丈夫なのか」という妙な怖さのようなものも感じました。
3.記者の視点
この映画では、空母いぶきに搭乗する2人の記者が搭乗します。
そのうちの1人、本田翼さん演じる本多優子は、海の上で日常生活とはかけ離れた風景の数々を目にします。
印象的なのは、燃え盛る戦艦を前に優子が立ち尽くすシーンです。
実際に「戦闘」が行われ被害が出ていることを実感し、何もできない自分への無力さを感じているように見えました。
全体への感想
危機的状況の中最前線で戦う自衛官たちをリアルに描くことで、「戦争とはなんなのか」と考えさせられる場面が多かったです。
自衛官の誰も戦闘など望んではいない。にも関わらず、国を守るために体を張り、究極の決断を繰り返す。
私たちの日々の平穏は彼らに支えられているのだということを実感しました。
私たちにできることは、現代社会と正面から向き合い、社会に対してできることを考え行動することだと思いました。
原作ファンからの評価はあまり良くないようですが、色々と考えさせられることが多い良い映画でした。